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パーソナルワークスラボは自然農法による栽培農家さんを応援しています。

~自然との関わり方を見直す~
人間は他の動物と同じレベルで生を営むわけではありません。
人間には自分を向上させる能力、知識や経験を伝える言葉があります。
それを記録することも、田畑を耕して他の生物を育て、自ら食糧を生産することもできます。
反対に化学肥料を撒き散らして他の生物を殺すことも、自然を壊すことも可能です。

私たちは「より多くの生命が、より豊かに調和する自然の仕組み」を理解することで、自然に生かされているということを認識することができます。
従って、人間には自然に矛盾することなく、環境に負担をかけない関わり方が求められていると思えるのです。

人間が自然に正しく関わることで、自然から豊かな恵みを亭受することができます。
例えば、水田を放置しておけば、やがて落ちた種籾(たねもみ)と稔(みの)る籾の数が同じになると言われています。
そうならずに毎年、播いた籾の400倍の籾を収穫できるのは、人間が苗を育て、水田を作って育てているからです。
また、赤トンボは人間が人工的に作った水田の中で生息域が広がり、その種類や数が増えると言われています。
人間が植物や動物を上手に管理することで、自然は一層豊かな恵みをもたらしてくれます。

~自然の仕組みを引き出す~
自然の仕組みを理解し、その働きを引き出すことが、自然農法の原理である「土の力を発揮すること」にも繋がっています。
自然の仕組みの最たるものが「生物を介した循環」です。

この地域に生物が誕生してから35億年、この間に幾度となく急激な気候変化や多くの地穀変動があり、その度に生物は大きく減少したことでしょう。
しかしその都度、自然はより豊かな大地をは育んできました。

その中心的な役割を果たしたのは、植物と小動物、微生物です。
植物やごく一部の微生物は太陽のエネルギーを固定して、糖やタンパク質、脂質などを合成します。
この糖やタンパク質をエサにして、動物や昆虫などが生育します。
植物や動物の遺体は小動物や微生物によって分解されて土に還り、植物に必要な栄養になり、より多くの、より多様な生命が生まれ、豊かな大地が形成されてきたのです。
私たち人間も、この生物を介した循環の中で生まれ、生かされています。

今、この循環があちこちで切れてしまっています。
都会では土そのものが見られなくなってきていますし、自然が豊かなはずの農村でも、様々な農薬や汚染物質によって、循環の要である小動物や微生物が減少しています。

私たちの生活も、石油製品に囲まれ、遠く離れた国の農産物を食べ、循環させることなく多くのゴミを排出しているのではないでしょうか。
私たちは生命による循環と連鎖の中で生かされてきたことを再確認しなくてはなりません。

慣行農業(化学肥料、農薬、有機肥料等を使用)ではなく、自然の力、システムにのっとった、持続可能な社会、生物多様性に準じた、SDGsに則った栽培方法が自然農法です。
欧州ではすでにポピュラーな農法になっており、世界中が自然農法に移行しております。

パーソナルワークスラボは、原材料の全てを、厳選した自然栽培のものだけを使用しております。